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【漫画】七つの大罪の元ネタは聖書?「黙示録の四騎士」についても解説!

七つの大罪の元ネタの聖書

今回は、大人気漫画「七つの大罪」と、元ネタとして考えられる聖書との関係について解説します。

タイトルである七つの大罪をはじめ、十戒巨人族黙示録の四騎士と聖書の関係について詳しくお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。 

 

 

本記事を読んで分かること

七つの大罪とメンバーの罪に関するエピソード

七つの大罪の聖書的解釈

モーセ十戒と各戒律に対応するメンバー

巨人族のモチーフとして考えられるネフィリムについて

● 続編である黙示録の四騎士の元ネタとして考えられる、聖書「ヨハネの黙示録」に記載されている四騎士について

※ネタバレの内容も含みます

 

漫画・七つの大罪の元ネタは聖書なのか?

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七つの大罪」は、個性豊かなさまざまなキャラクターが魅力のファンタジー漫画。

テレビアニメ化され、劇場版も公開されている作品です。

この七つの大罪を考察していくと、実は聖書やキリスト教元ネタであることが分かります。

まずは作品のタイトルである「七つの大罪」と、聖書・キリスト教の関連性について見ていきましょう。

 

七つの大罪は聖書が起源?

七つの大罪の元ネタの聖書

七つの大罪は、キリスト教の一派であるカトリックで使用されている言葉です。

そのため、七つの大罪という用語が、聖書に記載されていると思っている方もいると思いますが、実は聖書にこの言葉は出てきません。

聖書には七つの大罪という言葉はないものの、それぞれの罪を犯してはいけないと綴られています。

 

七つの大罪の意味と関連する悪魔を解説!

ここでは、七つの大罪メンバーが背負う罪と罪に関するエピソードを解説するとともに、それぞれの罪に対する聖書的解釈をお伝えします。

また、各罪に関連する悪魔・悪霊についても紹介していきます。

 

憤怒(ふんぬ)

憤怒の罪は、本作品の主人公であるメリオダスの罪名です。

メリオダスは怒りの感情で我を忘れ、ダナフォール王国を消滅させてしまいました。

●憤怒に関する聖書的解釈

聖書では、自己中心的な怒り、コンロトールできない燃え上がる怒りの感情は罪となる、といった内容が記載されています。

しかし、すべての怒りが否定されているわけではありません。不正などの悪に対する聖なる怒りの感情は、聖書では肯定されています。

 

憤怒の悪魔:サタン

サタンとは聖書に登場する悪魔のことで、誘惑して誹謗(ひぼう)する存在です。

旧約聖書には、最初の人間として造られたアダムとその妻、エバ(イブ)に関するエピソードが綴られています。

エバはヘビにそそのかされて、神さまに禁じられていた善悪の知識の実を食べてしまうのですが、これはサタンの仕業でした。

新約聖書では、サタンはイエス・キリストを誘惑したと書かれています。

さらに、イエスの弟子であるイスカリオテのユダに入り、イエスを裏切らせ、その結果イエスは十字架にかかって処刑されることになったのです。

なお、前述したアダムとエバのエピソードは、漢字の起源にもなっていると考えられています。

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 エヴァンゲリオンではアダムとエバのほか、イエスの弟子である使徒などが元ネタだと考えられます。

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 また、ハンターハンターも聖書の影響を受けた作品だと考えられます。

happylove127.hatenablog.com

強欲(ごうよく)

強欲罪は、バンの罪名です。バンは強欲ゆえ、王国と良い関係にあった妖精王の森を破壊。

また生命の泉を自分のものとし、それを守る聖女を殺しました。

●強欲に関する聖書的解釈

先ほどお伝えしたとおり、聖書ではエバがヘビにだまされてしまいます。

ヘビに神さまのようになれると言われて欲望がくすぐられ、禁断の果実を食べるという罪を犯しました。

聖書では、欲望があるから誘惑され、罪や死につながっていくと記載されています。

 

強欲の悪魔:マモン

新約聖書では、富を表す言葉として用いられているマモン

聖書の神さまに対抗する悪霊の一つで、古代におけるペリシテ人が富の神として信仰していたそう。

 

怠惰(たいだ)

怠惰の罪は、キングの罪名です。妖精王であるにもかかわらず、妖精が人を虐殺するのを止めずに、そのままにしておいたのが彼の罪です。

ところが、実際は攻撃を受けて重傷を負い、記憶喪失で自分が王であることも分らない状態でした。 

●怠惰に関する聖書的解釈

 聖書では、この怠惰やなまけものに対する警告が数多く記載されています。

聖書では、怠けたい欲は己を殺す、怠け者は苦役に服するといった内容が綴られています。

 

怠惰の悪魔:ベルフェゴール

ベルフェゴールとは、旧約聖書に登場するバアルのこと。

古代ではカナン人と呼ばれる人たちが、バアルを多産神であると認識し、信仰心を持っていました。

しかし、バアルは神ではなく悪魔です。

バアルに仕える人たちは、自傷行為をする儀式を行ったり、自分の子どもを生贄(いけにえ)として捧げたりしていたそう。

恐ろしいですね...。

 

嫉妬(しっと)

嫉妬の罪は、ディアンヌの罪名です。マトローナという王国の友兵に対して嫉妬し、殺してしまいました。

さらに、300人以上の王国騎士を口封じのため殺害しました。 

●嫉妬に関する聖書的解釈

 聖書では、今あるものに満足することが大切で、嫉妬心を抱くことは罪だと述べられています。

なぜなら、嫉妬心は深刻な罪につながることもあるからでしょう。

聖書には、アダムとエバの子であるカインは、弟のアベルに対して嫉妬し、殺してしまったという恐ろしいエピソードが含まれています。

 

嫉妬の悪魔:レヴィアタン

レヴィアタンは、旧約聖書に登場する海の怪物のことです。

聖書では神さまは世界を6日間かけて創造したと綴られていますが、レヴィアタンは5日目に鳥や他の海の生き物と共に造られました。

中世以降に嫉妬に対応する悪魔と認識されるようになったようです。

 

傲慢(ごうまん)

傲慢の罪は、エスカノールの罪名です。

聖騎士に暴力をふるったり、国王に傲慢な態度を取ったりしたことで罪を背負ってしまいました。 

●傲慢に関する聖書的解釈

聖書では、おごり高ぶった人々は神さまに嫌われると語られています。

私も「自分はすごい!」って自慢する人は嫌いですね...(^^")

 

傲慢の悪魔:ルシファー

ルシファーは、先ほどお伝えしたサタンと同一の存在です。ルシファーとはヘブライ語で「明けの明星」という意味。

サタンは傲慢であったがゆえに、神さまに天国から追放されてしまいました。

そして、神さまに反抗したため、地獄に送られることが決まっています。

 

暴食(ぼうしょく)

暴食の罪は、マーリンの罪名です。一体何を暴食して罪を背負ったのかは、明らかにされていません。 

●暴食に関する聖書的解釈

 聖書では、食べ物をむさぼり食べてはいけないとの記載があります。食べ過ぎは体にも悪いですしね(^^")

 

暴食の悪魔:ベルゼブル

暴食の悪魔はベルゼブルです。「ハエの主」を表すベルゼブブとも呼ばれています。

また、新約聖書において、ベルゼブルはサタンと同じ存在だと考えられています。

 

色欲(しきよく)

色欲の罪は、ゴウセルの罪名。王女ナージャを誘惑し殺した罪を背負っています。

しかし、ゴウセルナージャを愛していたので、誘惑して殺したというわけではありません。

既に死んでいるナージャの亡骸に、自分の魔法の心臓を移植しようとしたのです。 

●色欲に関する聖書的解釈

 聖書では、結婚相手とのみ性的な関係を持つことが許可されています。

そのため、現代社会のように、結婚前にいろいろな恋人を作って性的な関係を持つことは、神さまの意図に反すると考えられます。

 

色欲の悪魔:アスモデウス

旧約聖書外典に出てくる悪魔、アスモデウス。サラという美しい女性に恋をしたため、彼女の婚約者を次々と殺害していきました。

魔人の王や淫乱な公子など、さまざまな異名を持ちます。

 

七つの大罪十戒の元ネタも聖書?

特殊能力を持つ魔人族メンバーで結成された十戒。この十戒の元ネタは、聖書に記載されている「モーセ十戒」だと考えられます。

モーセとは、旧約聖書の登場人物です。奴隷であったイスラエルの人々を、エジプトから救済する使命が与えられました。

モーセシナイ山にて、神さまから十戒を授かりました。しかし、この十戒とはどのようなものなのでしょう。

次で詳しく見ていきます。

 

十戒とは

七つの大罪に出てくる十戒の元ネタのモーセ

十戒は、モーセを通して古代イスラエルの人々に与えられた律法です。

以下に十戒の内容と対応するメンバーをまとめましたので、ぜひチェックしてみてください。

・第1戒:創世神以外の神を信仰してはならない

セルドリス「敬神」

・第2戒:崇拝するための像(偶像)をつくってはいけない

メラスキュラ「信仰」

・第3戒:神さまの名前を軽率に唱えてはいけない

モンスピート「沈黙」

・第4戒:安息日(金曜日の日没から土曜日の日没)を聖なる日にせよ

グロキニシア「安息」

・第5戒:あなたの父親と母親を敬いなさい

エスタロッサ「慈愛」

・第6戒:人を殺してはいけません

グレイロード「不殺」

・第7戒:性に関する不道徳(不倫)の禁止

デリエリ「純潔」

・第8戒:盗んではいけない

ドロール「忍耐」

・第9戒:嘘を言ってはいけない

ガラン「真実」

・第10戒:隣人のものを欲しがってはいけない

フラウドリン、ゴウセル「無欲」

 第2戒については、古代イスラエル人たちは、神さまに対する不信があって偶像をつくっていました。

メラスキュラに対して不信感を抱くと目を焼かれてしまうことから、メラスキュラの能力は十戒の第2戒に対応していると考えられます。

このように、それぞれの十戒を確認していくと、十戒メンバーの戒禁の能力に対応していることが分かるのです。

 

七つの大罪巨人族は聖書のネフィリムが元ネタ?

七つの大罪メンバーのディアンヌ十戒メンバーのドロールなど、本作品には巨人族が登場します。

この巨人族は、旧約聖書に登場するネフィリム(巨人)が元ネタである可能性があります。

聖書に出てくるネフィリムは、邪悪な堕天使と人間の女性との間に生まれた存在です。人間を食べたり、共食いしたりしたそう。

このネフィリムの誕生は、人類のメシア(救世主)であるイエス・キリストの誕生を阻止すべく、サタンが仕組んだといった説があります。

さて、巨人といえば進撃の巨人を思い浮かべる人も多いでしょう。進撃の巨人と聖書については以下の記事に詳しく記載しています。

ぜひこちらも読んでみてください。

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黙示録の四騎士」の元ネタも聖書?

七つの大罪の正統続編である「黙示録の四騎士」。2021年から週間少年マガジンにて連載がスタートしました。

この黙示録の四騎士は、新約聖書ヨハネの黙示録が元ネタなのでしょう。

ヨハネの黙示録とは、新約聖書に含まれる預言書のことです。ヨハネの黙示録では以下の四騎士が登場します。

・白い馬に乗った騎士

・赤い馬に乗った騎士

・黒い馬に乗った騎士

・青白い馬に乗った騎士

白い馬に乗った騎士とは、人々を惑わすサタンのこと。赤い馬に乗った騎士は流血や戦争などを表します。

黒い馬に乗った騎士は、食料危機や物価の高騰、青白い騎士は恐怖の象徴です。

四騎士は、ヨハネの黙示録の一部の内容ですが、ヨハネの黙示録を全体的に理解しておくことで、「黙示録の四騎士」をより一層楽しめるのではないでしょうか。

ヨハネの黙示録については、以下の記事で解説しているのでぜひ読んでみてください。

happylove127.hatenablog.com

 【漫画】七つの大罪・まとめ

このページでは、大人気漫画・七つの大罪と聖書との関係について詳しく解説しました。

聖書が元ネタとなっている箇所がたくさんあることが分かり、おどろいた方もいるのではないでしょうか。

聖書の内容を理解しておけば、さまざまな作品をより一層楽しむことができるでしょう。

以下のページでは、あの手塚治虫が手掛けた漫画聖書も紹介していますので、ぜひ読んてみてくださいね。

happylove127.hatenablog.com