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【エヴァンゲリオン】聖書の使徒は正義の味方?

聖書に登場するイエスが使徒に教えている場面
このページでは、エヴァンゲリオンと聖書の関係について詳しく解説していきます。

また、聖書に登場する使徒や、タブリス渚カヲル)を含む使徒の名前の由来などについてお伝えしますので、エヴァンゲリオン好きな方は、ぜひ最後まで読んでみてください

●このページを読んでわかること

・聖書に登場する使徒について

エヴァンゲリオンに出てくる使徒の名前の由来

・"エヴァンゲリオン"はそもそもどういう意味なのか

エヴァンゲリオンに登場する死海文書について

 

●このような方におすすめ

エヴァンゲリオンが好きな方

 ・エヴァンゲリオンの元ネタが気になる方

・聖書に興味がある方

 

 

そもそも聖書とは?

青いカバーの聖書の上に十字架のペンダントが乗っている

エヴァンゲリオンには、使徒など聖書が元ネタと考えられる要素が含まれています。

聖書とは、「新約聖書」と「旧約聖書」からなる書物で、キリスト教ユダヤ教聖典のことです。
約2400カ国語に翻訳されている、世界のベストセラーでもあります。

天地創造やアダムとイブ、モーセ十戒ダビデ像ダビデや巨人、ソロモンのなどについて書かれているのが旧約聖書、ヨーロッパの芸術や文化などにも影響を与えているといわれています。

一方で、新約聖書はメシア(救い主)であるイエス・キリストが主人公。
イエス・キリストが人々の罪を背負って十字架にかかって死に、3日後に復活した内容が書かれています。

 

エヴァンゲリオンとは異なり聖書の使徒は善なる者?

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エヴァンゲリオンでは、使徒と呼ばれる敵が登場しますが、実は、聖書にも使徒と呼ばれる存在が登場するのです。

イエス・キリストには12人の弟子たちがおり、この人たちは使徒と呼ばれました。
また、エヴァンゲリオンとは異なり、聖書の使徒は善なる者として書かれています。

 聖書の使徒たちは、イエスと寝食を共にし、イエスからさまざまなことを学びます。
エスが死んで復活した際、復活したイエスを目撃し、イエスの昇天後はイエスについて、福音について宣べ伝える働きをしました。

 なお、先ほど使徒たちは善なる者と記載しましたが、一人だけ悪役がいます。
イスカリオテのユダという人物です。
彼はイエスを裏切り、その結果イエスは処刑されることになりました。

なお、あの有名なイエス使徒たちとの最後の晩餐については、以下のアニメでチェックできます!

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聖書における使徒の活動は、以下の動画で詳しく解説されていますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

youtu.be

 

エヴァンゲリオンに登場する使徒の名前の由来も聖書?

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エヴァンゲリオンに登場する使徒たちの名前の由来は、聖書の登場人物ではないかといわれています。以下で詳しく解説します。

 

第1使徒アダムと聖書のアダム

聖書に登場するイブがリンゴを食べようとしている

15体の使徒を生み出した第1使徒アダムは、神さまから与えられた生命の実を宿しており、永遠の命を得た存在です。

このアダムのモチーフは、旧約聖書の創世記に登場する、あのアダムとイブのアダムだと考えられます。

 聖書のアダムは、最初に誕生した人間です。神さまは自分自身にかたどって、土からアダムを創造しました。
イブはアダムのあばら骨から創られたと書かれています。

 アダムもエバも永遠の命が与えられている存在で、エデンの園で暮らしていました。
2人は、いのちの木の実(エヴァアダムの生命の実のモチーフ?)を自由に食べることが許されていましたが、善悪の知識の木の実を食べることを、禁じられていました。

しかし、ヘビ(悪魔)に騙され、善悪の知識の木の実を食べてしまいます。

2人は神さまの禁止事項を破っただけでなく、アダムはイブのせいにし、イブはヘビのせいにして自分の罪を認めませんでした。

神さまは、罪を持ってしまった2人が永遠に苦しむことがないよう、エデンの園から彼らを追放したのです。

ところで使徒もそうですが、聖書におけるアダムは最初の人間として記されており、決して悪役ではありません。
エヴァンゲリオンでは、良いキャラクターとして描かれていないのが不思議ですね。。^^"

 なお、エヴァンゲリオン使徒アダムだけでなく、なんと「禁」という文字もアダムとイブのエピソードが起源ではないかと考えられています。
詳しくは以下の記事を読んでみてください。

happylove127.hatenablog.com

また、アダムとイブの話は進撃の巨人も取り入れている可能性があります。

happylove127.hatenablog.com

善悪の知識の木の実は禁断の果実ともいわれ、禁断の果実とえいばリンゴです。デスノートにもリンゴがよく描写されています。

happylove127.hatenablog.com

 

その他使徒の名前の由来は聖書外典

聖書に登場する天使たちの像

アダム以外のその他の使徒たちに関しては、聖書外典由来で名づけられたと考えられるものがあります。

聖書外典とは、キリスト教プロテスタントでは聖典として認められておらず、カトリックで使用されている書物です。
ただし、プロテスタントでも教会によっては、参考にしているところもあるようです。

聖書外典に登場する魔女や天使と同じ名前の使徒は、以下のとおりです。

 

・第2使徒リリス:聖書外典に登場する魔女の名前と同じ

・第3使徒サキエル:聖書外典に登場する天使の名前と同じ

・第4使徒シャムシエル:聖書外典に登場する天使の名前と同じ

 

すべての使徒の名前を調べていないのですが(すみません…^^”)
恐らく、名前の語尾が「~エル」の使徒の名前は、聖書関連書物の天使の名前由来ではないかと考えられます。

 また第18使徒リリンは、ユダヤ教における悪魔の名前と同じだと記載されているサイトがありました。

第17使徒タブリス渚カヲル)は、ユダヤ教の天使の名前が由来ではないかといわれています。

なお、聖書における堕天使は悪い存在ですが、天使は良い存在であり、人類の味方です。
魔女の名を使徒の名にするのは納得ですが、天使の名を使徒の名にしているんですね。

使徒と同じく敵味方が逆転しています。

 

そもそもエヴァンゲリオンってどういう意味?

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そもそも、エヴァンゲリオンとはどういう意味なのでしょう

実は、「福音(喜ばしい知らせ)」という意味を表す、ギリシャ語が由来ではないかといわれているのです。

イエス・キリストが人類救済のために十字架にかかって死んだが、3日目に生き返ったこと、そのことを信じられる者は救われる、これが聖書が語る福音です。

エヴァンゲリオンもまた人類を救う存在として描かれていますね。

 

エヴァンゲリオンに登場する死海文書とは?

エヴァンゲリオンには死海文書が登場しますが、この死海文書はイスラエルで発見された、聖書の写本のことです。

死海文書については、以下のページで分かりやすく解説していますので、死海文書がどういった書物なのか分かっていただけると思います。

ぜひこちらの記事も読んでみてください。

happylove127.hatenablog.com

また、死海文書に書かれている"終末"が気になる方は、こちらのページを読んでみてください。

終末といえば、新約聖書に含まれるヨハネの黙示録
ヨハネの黙示録に書かれている予言の前兆が、なんと現実に、既に起こっている可能性があります。

happylove127.hatenablog.com

 

聖書を読んでエヴァンゲリオンに対する理解を深めよう!

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エヴァンゲリオンに登場する使徒は、聖書では善なる存在として描かれていることが分かりました。

また、聖書ではイエス・キリストが人類の救世主として書かれています。エヴァンゲリオンもまた、人類を守る存在です。

使徒など敵味方が逆転しているものの、共通点がたくさんあるので、エヴァンゲリオンが好きな方は聖書も楽しんで読めるのではないでしょうか。
私の知り合いでもエヴァンゲリオンに興味があり、聖書まで読んだ方がいますね^^

本格的な聖書に興味がある人は、日本人に分かりやすい訳文が使用されていて、ユーチューバーの牧師さんたちもおすすめの聖書を読んでみてはいかがでしょう。

 以下の記事で紹介していますので、興味のある方はぜひ以下の記事も読んでみてくださいね。

happylove127.hatenablog.com

本格的な聖書を読む気にはなれないけれど、聖書の内容を知りたい!と思われる方は、分かりやすいマンガ聖書がおすすめです。

happylove127.hatenablog.com

 

 エヴァンゲリオン以外で聖書の影響を受けているアニメについては、以下の記事でチェックしてみてくださいね。 

happylove127.hatenablog.com